流産の確率

流産の確率は年齢にもよりますが、全妊娠の10〜20%程度と書きました。

もし100人の妊婦さんがいれば10人〜20人は………と嫌なことを考えてしまいますが、これはあくまで確率です。
1人で何度も流産を経験する人もいれば、流産経験なく何人も産める人もいます。 

 

 

とはいえ、 妊娠経験したことのある女性の38%が流産を経験していると言われています。
1/3以上。そう考えるとやっぱり多いなって思ってしまいますよねΣ(´д`;) 

私は流産するまで、流産はどこか他人事のように感じている部分がありました。
 でも誰でも起こりえることなんですよね。

一度お腹にきてくれた命がなくなる辛さを、こんなに多くの人が経験する なんて…。

流産が2回以上連続して起こることを反復流産と言います。
理論上の頻度では2.25%ですが、実際は4.2% の人が経験しています。
3回以上の習慣流産は理論上0.34%ですが、実際は0.9%です。

理論上よりも実際の頻度が多いということで、偶然ではなく何らかの原因があって流産を連続して いる人がいるという「疾患」という概念でとらえることが必要になります。

その疾患を不育症といいます。

 

 

 (参考文献:病気がみえるvol.9 婦人科・乳腺外科) 

 

 

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