3度目の妊活(10) 2020年4月 新型コロナ問題

 

※これはInstagramの再投稿になります。

 

3月に排卵誘発剤を使用しての人工授精をして、見事撃沈した私たち夫婦。

卵が多く排卵しているはずなので期待した分ダメだった時のショックが大きかったです😭

夫もショックだったみたいですが、落ち込んでいる私をみて励ますために行動してくれました。

この頃はまだ3月で新型コロナの不要不急の外出制限が出る前です。

着いた先は県内の神社でした。

お守りを買ってくれたことも嬉しいですし、夫と一緒に頑張っている感じがして嬉しかったです。

お揃いのお守りを持っているということで安心感もあります。

もともとスピリチュアル的なことはあんまりわからないタイプの2人ですが、お守りは支え的なものになっています。

 

そして4月に入ると妊活している身にとって衝撃的なニュースがはいってきました。

理由としては

・妊娠特に妊娠初期の胎児に及ぼす影響が明らかになっていない。

・妊婦においてコロナウイルス感染の重症化の可能性

・感染時に使用される治療薬として妊婦に禁忌の薬剤による治療が施行されている。

つまり、苦労して授かれても母子共に危険な状態になる可能性があるということです。

 

この時点であくまで推奨ですが、病院から不妊治療の延期を言われる可能性がありました。

妊活の最終目標は妊娠することではなくて赤ちゃんを産むこと。

危険性があればそれについて声明をださなければいけないと思います。

 

でもね…頭ではわかっているんですよ。

ただ年齢は待ってくれない。

体質的に早期閉経の人もいる。

いつまで新型コロナが猛威をふるうのか、延期するとしていつまでするのかもわからない状態では不安しかありませんでした。

なので夫婦で話し合うことに。

話し合った結果としては、私たち夫婦は妊活を継続することにしました。

・いつまで延期するかわからないこと
・私たちの住む地域は田舎でこの時点で感染者が少ないこと
・以前のように安心して妊活できる環境に戻ることは当分なく、その間に年齢を重ねてしまうこと
・私が仕事をしていない状況で極力家に引きこもることが可能であること

これが理由です。

これは私たち夫婦の環境なので、地域や病院、夫婦の年齢、生活環境で違います。

感染者が多い都市部と少ない地方、病院の方針、夫婦が延期に対応できる年齢や身体なのか、感染しにくい生活環境をつくれるのか、これからの新型コロナの状態で各夫婦が判断することだと思います。

ただ病院から「治療延期します」と言われる可能性もあったため、病院に確認することにしました。

病院で聞いたところ私たちの病院は「患者さんが望んだらする」ということでした。

他の人はどうなのかなと思って、この時にInstagramでアンケートもとってみました。

この時はやはり病院側から延期を言われた人もいました。

現在(2021年)の方が状況は悪いはずですが、今は延期を言われる方はほとんどいません。

なんなら妊娠の届出数も少なくなり、菅政権になってかは不妊治療の保険適用の話も出ているくらいです。

 

 

そして病院の許可も出たので私たち夫婦はこの月も人工授精をする予定でしたが…別の問題が出てきました。

なぜか排卵しなくなってしまったんです。

前回のホルモン剤の影響なのか、自分の体の老化なのか、新型コロナで体が妊娠を拒否っているのか、よくわかりませんが卵胞が育ってくれないことには人工授精ができません。

この時は生理から18日目。その時点で卵胞は全く育っていませんでした。

先生からの提案は2つです。

①1度薬を飲んでリセット(今月諦めて来月排卵するのを待つ)

②今から排卵誘発剤を飲んでみる

結局、排卵誘発剤を飲んでみることにしました。

女性の身体は難しいですよね。

D18~22にクロミッドを内服して排卵誘発剤のおかげでなんとか少しずつ卵胞は育ってきました。

なんとか27日目に人工授精できることに。

この時は排卵するまでで1ヶ月近くかかりました。

普段なら生理がきてもおかしくない時期。

でも育ってくれて良かったです。

そして人工授精当日。

この日は時間外の時間に人工授精することになりました。

私の人工授精は何事もなくすぐ終わったのですが、先に診察に呼ばれた2人の患者さんは私が終わっても出てくることはありませんでした。

時間外に来る患者さんは何かあるから来てるんですよね。

本当に産婦人科は生と死、天国と地獄が隣り合わせの世界です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です