不育症のリスク因子・その他

不育症のリスク因子はまだ研究段階のものもあります。

血栓性素因、遺伝子変異、免疫異常など。

ストレスなどの精神・心理的なものもその一つです。

ストレスを感じるとアドレナリンが上昇し、毛細血管が収縮して胎児への栄養運搬がうまくいかなくなり流産すると書いてある本もありました。

ただ、まだ研究段階なのではっきりとしたリスク因子ではありません。

しかもストレスは目に見えないものです。

自分が莫大なストレスにさらされているなんて、他の人にはわかりません。

そして、どの程度のものであれば危険なストレスかということもわかるわけがありません。

通常生活していれば、仕事のこと、夫婦の問題、親族問題、お金、病気、たぶんほとんどの人がストレスをもって生活していると思います。

そして、これらのストレスを全てなくすことは難しいと思います。

 

 

ならば何も対処しないのか、と言われると不安かと思います。

ここからは私の個人的な意見です。

 

無くせるものなら無くした方がいいと思います。

私は仕事を辞めました。

仕事がストレスだったのかはわかりません。

でも、もう後悔をしたくなかったからです。

 

しかし、中には無くすことができないストレスもあります。

逃げたくても逃げれないものもあります。

その時は他の人や物の力を借りることも悪いことではありません。

 

私はSNSを活用しています。

何度も流産したことは私にとって、これからの妊活のストレスだと思っています。

でも、現実では私と同じ状態の人は見つけることができません。

夫も両親も友達も、同じ痛みや不安を分かち合うことができません。

流産の経験を無かったことにすることもできません。

しかし、ネットの世界には自分と同じように流産・死産を経験した方が沢山います。

同じ経験を持つ沢山の見ず知らずの方が私に寄り添ってくれます。

自分がもしSNSをしておらず一人ぼっちだったら、前向きな気持ちはうまれなかったと思います。

SNSで繋がっている人たちにはいつも助けてもらっていると感謝しています。

 

 

同じ悩みをもったネットの人の力を借りるのもいいと思います。

好きなものに熱中したり、マッサージや運動をするのもいいでしょう。

家族に相談するして解決策を一緒に考えるのもいいです。

心の許せる友達に愚痴るのもいいと思います。

自助グループの活動に参加して心を癒すのもいいと思います。

病院の専門家の力を借りることもいいでしょう。

 

一人で抱え込まなくていいんです。

一人でストレスを溜め込むより、ストレス発散の場がある、ストレスはあるけど一人じゃないと思ったら少し心が軽くなると思います。

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