目を覚ますと1時間ほど経っていました。
まだ自分は分娩台にいて周りに看護師さんたちが何人かいます。
麻酔のせいで頭はフワフワしていました。
しばらくは何度か寝たり起きたりを繰り返します。
会話ができるようになるくらいまで覚醒すると車椅子で部屋に帰ることになりました。
部屋に入ると夫が待っていました。
私がベッドに横になると、何も言わず頭を撫でてくれます。
夫は私が麻酔で処置を受けている間に赤ちゃんに会っていました。
皮膚がまだ薄いから赤かったですが、指もあって爪までしっかりできていたと教えてくれます。
夫が赤ちゃんと会った時に、医師から
「もしかしたら臍の緒が亡くなった原因かもしれません。1カ所細くなっているところがありました。」
と説明を受けたと言いました。
赤ちゃんの首には臍の緒が2重に巻いており、赤ちゃんに近い臍の緒が細くなっている部分があったらしい。
そんな話をしているところで母が到着しました。
県外から来たので急いでも時間がかかります。
それでも早い方でした。
私がもう出産したことを話すと力が抜けたようでした。
出産後の処置は少し時間がかかりましたが、陣痛を促進する座薬を入れてから出産までは結局1時間もかかっていませんでした。
赤ちゃんが痛い時間を短くしようと頑張ってくれたのかなと思いました。
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