看護師さんは車椅子をもってすぐにきました。
「…もう産まれました。」
力なく伝えます。
看護師さんが下着の中を確認。
「立って分娩台に行きましょう。」
そう言われ、赤ちゃんを踏まないように注意して介助してもらいながら身体を起き上がらせました。
「落ちませんか?大丈夫ですか!?」
下着の中には赤ちゃんがいます。
「パットもしているので大丈夫です。」
そう言われましたが、それでも立つ時は赤ちゃんが床に落ちてしまうのではないかと思ってゆっくりしか動けませんでした。
看護師さんにも抱きつくような感じで、ゆっくりと分娩台がある部屋に向かいます。
何人か妊婦さんとすれ違ったような気がしましたが、足元しか見ないように歩きました。
痛みはほとんど消えています。
夫も分娩室に入るか聞かれましたが、廊下で待ってもらいました。
分娩台のところに着くと分娩台に登る前に赤ちゃんをとることになりました。
その時、私は見ることができずに、分娩台にうつ伏せで寄りかかっていました。
医師からもらった説明の紙に「逆子なら頭が取れることがあります。」と書いてあるのを思い出して、見るのが怖くなっていたんです。
それでも看護師さんは「綺麗な顔だよ。」と言ってくれました。
後は放心状態です。
分娩台に乗り胎盤を出します。
少しすると医師が来ました。
「頑張ったね。」
と言ってくれましたが、その時は涙も出ませんでした。
でも医療者のその言葉達を言ってくれたことは嬉しかったし、今でも感謝しています。
そして、酸素をして薬を点滴のルートから入れた後はすぐに意識を失いました。
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初めまして。ブログ拝見させて頂きました。
私も流産経験した者です。 本当に大変ですが頑張っていきましょう!
お身体に気をつけて下さい☺️
はじめまして。
読んでいただいてありがとうございます☺️
コメントも嬉しいです。
しょうこさんも流産経験されたんですね。
流産や死産なんてこの世からなくなればいいのに…と思います。
お互いに無理ない程度に頑張りましょう✨