2度目の死産(6) 「不育症」

 

※これはインスタグラムの投稿の再掲載になります。2019年1月の出来事です。妊婦さんはストレスに感じる内容になるので注意してください。

 

 

病院に着くとしばらく待ってから診察室に呼ばれました。

 

呼ばれて診察室に入ると、院長先生が来て昨日とは違い腹部からのエコーで確認します。

いつの間にか私の周りには院長先生以外に2人の先生もいて驚きました。

 

「先生がた、確認をお願いします。」

 

画面にはやっぱりグッタリした我が子が映っていました。

他の医師たちも頷いています。

 

これで我が子が死亡したことは確定しました。

 

確認が終わると院長先生以外の2人の医師は部屋から出て行きました。

そのうちの1人が出ていく瞬間にボソッと「不育症か…。」という声が聞こえてきました。

 

 

 

 

確認が終わると院長先生は「動いていませんね。あっちの部屋でお話ししますね。」と言い、促されて部屋を移動し増した。

 

説明は前回と同じ内容から始まります。

15週で死亡を確認したこと、これから出産になることと日程や処置、出産一時金について、産休について。

 

そして前回と違う話。

「私の通っている病院では」という意味なのかわからないが、

「toroさんのように無症状で後期流産をした人はいません。多量の出血があったり、破水したり、お腹が痛くなったりして不幸が続く人はいるけど…。今回の出産が終わったら原因を調べる必要があると思います。甲状腺なんかも…。」

「甲状腺なんかは前回の時に調べています。」

 

院長先生が紙カルテを確認する。

 

「……本当ですね。前回の時に甲状腺や抗リン脂質抗体を調べていますが、異常はありません。今回は夫婦の染色体も調べようと思います。多分異常はないでしょうが…。あとは大きい病院でしか調べられないので頼んでみようと思います。」

 

(何人も妊婦さんがいるから流産も多いだろうし、いちいち私たちの内容なんて覚えてないだろうな。)って思いました。

 

「今回まではごめんなさい。許してください。」

そう言われました。

 

 

あとは気になっていたことも聞いてみました。

「前回の妊婦検診で子宮筋腫以外の影があると言われていたんですが、関係ありますか?」

その時院長先生がエコーをみていたわけではないので答えられないのか、カルテに貼られた前回のエコー写真を見ながら

「子宮筋腫が2個あるのかもしれないが…、子宮筋腫を持っている妊婦さんはたくさんいるから。」

よくわからない返答で、結局なんなのかわからなかったです。

 

続き↓↓

2度目の死産(7)

 

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