1度目の死産(9)

昼間のうちに両親は帰りました。

夕方の処置の時間が早まって16時にはまたあの嫌な時間がきます。

呼ばれて待合室に行きます。
待合室にはまだたくさんの妊婦さんや赤ちゃんがいたけど、嫌な気分にはなりませんでした。
逆に頑張って産んでねとか、育ってね、生きてねって思ったんです。

 

 

そしてこの後の処置が今までと段違いで痛かったです。
先生が違ったからかもしれません。
呼吸がうまくできないし、手汗は出るし、痛すぎて声が出ます。
明らかに棒をたくさん入れているのがわかりました。
時間もかかりながら最後にガーゼもグイグイ詰められます。

この時はすぐには動けず、車椅子があって良かったと思いました。

 

 

夕飯は昨日よりも食べれました。

 

 

夫が仕事終わりに欲しいものがあるかラインで聞いてきたので 、ケーキをお願いしました。

仕事終わりに面会にきてくれる予定になっていたのです。
コンビニのでいいって言ったのに、ケーキ屋さんで私の好きなモンブランを買って来てくれました。
病院のベッドで2人並んで2人でケーキを食べます。

ケーキを夫と食べている間は少し落ち着いた気がします。

夫が家に帰るとまた長い夜がはじまります。

食べることはできます。
でも寝ることができません。
「なんで私が」とは思わないですが、赤ちゃんに対しては「ごめんね」って思います。

変化に気づけなかったのだろうか。
気づいたら救えたのだろうか。

 

 

昨日までは必ずまたこの子をお腹に取り戻すって思っていました。

でも、それだと亡くなったこの子を否定しているような気もしたんです。
また新しい命を 授かれたとして、この子と同じだとは限らない。
もちろん、また私たち夫婦を選んでくれたら嬉しいと思います。
でもそれはこの子が選ぶことだと思いました。
だから、もし新しい命を産むことができたなら、この子はお兄ちゃんかお姉ちゃんと教えたいと気持ちが変わっていました。

 

そんな事を考えながら2時ごろ泣き疲れたのか寝ました。
そしてまた5時前に起きます。

テレビではサッカーのW杯があっていて 、夫も見てるかなと思ってぼんやりと見ていました。

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