2度目の死産(4) 「呼吸」

 

※これはインスタグラムの投稿の再掲載になります。2019年1月の出来事です。妊婦さんはストレスに感じる内容になるので注意してください。

 

 

3週間前のエコーでは良く動いていた。

いや…手足が見えはじめた時から、エコーで見る時はよく動く子だった。

 

今画面に映っている姿はグッタリしている。

 

心臓が動いていないことが私でもわかる。

 

 

 

沈黙がしばらくあった後、

「……またですか。」

というのが精一杯だった。

 

その一言で当直の先生は私の紙カルテを見返しているようだった。

 

頭がパニックになり呼吸がうまくできない。

呼吸をしようとするが、頭の中がいろんな感情でいっぱいになった。

 

(またダメだった!)

(守れなかった!)

(無理はしていない。何が悪かった?)

(もう動かない。)

(夫をパパにしてあげれなかった。)

(苦しかったよね。ごめんね。)

診察台に乗ったまま顔を手で覆う。

涙は出ないが「あぁ…」とか「うぅ…」とか声にならない声を出していた。

 

 

 

 

 

どれくらい座っていただろうか。

しばらくして診察台が動く。

呼吸は落ち着いてきた。

看護師さんから「立てますか?」と促されて立った。

フラフラしながらエコーの部屋を出る。

 

 

待合室での夫の姿を見ると、たまらず抱きついた。

「またダメだった……ごめんなさい。」

と耳元で小さい声で言った。

これ以上は言葉が出ない。

そんな深刻だと思っていなかったのか、夫は「えっ!?」と言って、一呼吸おいた後「……謝らなくていいよ。」と言った。

 

その時、ドアが開いて診察室に呼ばれた。

 

 

 

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