※これはインスタグラムの投稿の再掲載になります。2019年1月の出来事です。妊婦さんはストレスに感じる内容になるので注意してください。
3週間前のエコーでは良く動いていました。
いや…手足が見えはじめた時から、エコーで見る時はよく動く子でした。
今画面に映っている姿はグッタリしています。
心臓が動いていないことが私でもわかります。
沈黙がしばらくあった後、
「……またですか。」
というのが精一杯でした。
その一言で当直の先生は私の紙カルテを見返しているようでした。
頭がパニックになり呼吸がうまくできない。
呼吸をしようとするが、頭の中がいろんな感情でいっぱいになりました。
(またダメだった!)
(守れなかった!)
(無理はしていない。何が悪かった?)
(もう動かない。)
(夫をパパにしてあげれなかった。)
(苦しかったよね。ごめんね。)
診察台に乗ったまま顔を手で覆います。
涙は出ないが「あぁ…」とか「うぅ…」とか声にならない声を出していました。
どれくらい座っていたでしょうか。
しばらくして診察台が動きます。
呼吸は落ち着いてきました。
看護師さんから「立てますか?」と促されて立ちます。
フラフラしながらエコーの部屋を出ました。
待合室での夫の姿を見ると、たまらず抱きます。
「またダメだった……ごめんなさい。」
と耳元で小さい声で言いました。
これ以上は言葉が出ません。
そんな深刻だと思っていなかったのか、夫は「えっ!?」と言って、一呼吸おいた後「……謝らなくていいよ。」と言いました。
その時、ドアが開いて診察室に呼ばれました。
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