2度目の死産(7) 「気まずさ」

 

※これはインスタグラムの投稿の再掲載になります。2019年1月の出来事です。妊婦さんはストレスに感じる内容になるので注意してください。

 

 

院長先生からの話が終わった後は1度目の処置が始まる。

処置は2日間に分けて行われ、3日目に促進剤を入れて陣痛をおこす予定になった。

実質この子がお腹の中にいるのはあと2日だった。

 

 

またあの痛い棒を何度かに分けて入れないといけない。

この痛みは私的に例えると皮膚を爪でつねられているのを我慢している感覚に似ている。

そして、爪でつねられて「痛い!」といってもやめてはくれない。

実際は子宮の入り口を無理やり棒で開けているので少し違う痛みなのだろうけど…。

 

処置中は手に汗をかきながら「早く終われ!」と願った。

 

 

処置がすむと入院する部屋に案内された。

院長先生から貰った紙を見ながら夫と話をする。

 

「こんなこと私以外にいないんだね。」

と自分自身の体に呆れて笑えてきてしまった。

 

「たくさんの先生が見てたね」とか、「詳しい検査をしないといけない」とか、「病院はどこらへんにあるのか」とか夫婦で話をした。

 

ある程度話し終えると2人とも少し気まずくて、何かしていないと落ち着かないような感じになる。

買ってきて欲しいものをあらかじめ言っておいたので、夫に買い物をお願いした。

前回の出産でペットボトルに付けるストローが欲しかったので買ってきてもらうことにした。

 

 

夫が出て行くと、お腹を撫でながら窓の外を見たり、慈光ちゃんの時のように全身鏡を使って写真を撮った。

何も考えたくない時はテレビをボーッと見ていた。

 

昼ごはんの時に夫が帰ってきたため、一緒にご飯を食べる。

 

そして、またすぐに棒を入れる時間になって呼ばれた。

処置の痛みに慣れる事はないが、前回出産をしているぶん、その痛みに比べたらって思ってしまう。

処置が終わって車椅子で部屋に戻る。

 

 

他の周りの部屋から赤ちゃんの声やNSTの音などが聞こえた。

 

夫と「2日前までに聞いた音と同じだね。あれは赤ちゃんの音じゃなかったのかな?」

そんな会話をした。

 

夫に棺の中に何か入れてあげるものを買ってきてもらおうかと思ったけど、慈光ちゃんの時は病院が用意してくれたお花以外入れてあげなかったから、今回の子だけ入れると不公平かと思って入れないことにした。

この子の時だけ何か入れたら、空に行った時にケンカしちゃうかなって兄弟ゲンカを想像したら、悲しいけど少し微笑ましくなった。

 

また納骨前に家族旅行でも行こうかと考えて

「骨……残ってくれるといいね。」

と夫に言った。

 

 

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