2度目の死産(12) 「お腹の外で会う我が子」

 

※これはインスタグラムの投稿の再掲載になります。2019年1月の出来事です。妊婦さんはストレスに感じる内容になるので注意してください。

 

 

寝て30分くらい経っただろうか。

 

「toroさん、どうですか?」

 

助産師さんの声で眼が覚める。

助産師さんは出血の状態や頭痛などがないか確認してすぐ部屋を出た。

 

会話をしたからかだんだん頭もはっきりしてきたので、母と夫に連絡をいれないとと思った。

「もう出産したのでゆっくり来てください。」

そうLINEにいれてテレビでもつけた。

たぶんこの時6時半過ぎくらい。

テレビはつけていても頭には内容ははいってこない。

 

 

もうお腹に赤ちゃんはいないのかと思うと寂しさが出てくる。

 

 

母と夫にLINEをしてそんなに経たないうちに、母が病室に来た。

とてもビックリした表情で

「7時から薬入れる予定だったよね!?」

と言われたため経緯を説明した。

結局、母は2回の出産のどちらも間に合わなかった。

「あんたは陣痛起こると早いかもね。誰も間に合わないかも。」

 

そんな会話をしているうちに夫も到着する。

そして3人で少し話をしていると当直だった先生が来た。

 

「4時半頃産まれました。今回もへその緒が首に巻いていました。詳しい話はまた院長からあると思います。」

やっぱり手術中に聴こえた声は夢でも幻聴でもなかったんだ。

 

当直の先生が出て行った後、へその緒が首に巻くことってそんなにあることなのかなって母や夫と話をした。

巻きついたからといってまだゆとりのあるお腹の中で急に死ぬことはないんじゃないかと思ったけど、これからいろいろ調べるのだから考えても仕方ないと諦めた。

 

 

そして午前中のうちに院長先生がやってきた。

 

院長先生は「促進剤を入れる前に陣痛がきたみたいで、早く産まれました。亡くなった原因はこれから調べて、toroさんの詳しい検査は大きい病院でしてもらおうと思います。赤ちゃんに会えますか?」

そう言われて「はい。」と答えた。

今回は赤ちゃんがどんな姿をしていようと会いたいという気持ちしかなかった。

 

 

赤ちゃんの入った箱がくる。

 

まず箱の大きさに驚いた。

慈光ちゃんの時よりもひとまわり小さな箱だった。

 

フタを開けると…

とても小さくて皮膚の赤い赤ちゃんがいた。

 

 

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